東ドイツ製、Adler Sonora時代のファゴット（バスーン）です。現在はOscar Adler & Co.に統合され、Adlerブランドになっています。（さらに2000年に名門メーニッヒと合併しています。）Adlerブランドは、同じドイツのシュライバーなどと並ぶ老舗メーカーです。型番の記載はありませんが、リペア工房の店主曰く、ADLER 1357と同等のモデルと思われます。参考までに、現在JDRさんで販売されているアドラーの一番安いモデル、Adler JDR 1357SPのカタログ定価は1,265,000円と１００万円以上です。出品にあたり、調整は木管楽器修理の名工のいるリペア工房で、1ヶ月半ほど時間とお金をかけてしっかり整備いたしました。◾️整備内容全分解洗浄全体バランス調整タンポ交換調節コルク11箇所管体ロックKey台座ネジ、棒作成ジョイントコルク1箇所針バネ交換1箇所DジョイントA♭音孔再建ケース補修調整済の即戦力ですので、どなたさまもぜひご検討ください。◾️付属品純正ケースハンドレスト掃除棒ヤマハスワブジョイントボーカル2本（Adler製）リードボーカルはADLER純正、2番と1番の2本が付属します。使用に伴う傷はありますが、年式にしては比較的綺麗かと思います。A♭音孔に痛みがあったため、樹脂で再建しています（ここに修理費用が結構かかりました。）ドイツ製らしく、最近よく見かける中国製のファゴットに比べしっかりしており、音程や音色も良いです。吹奏楽やオーケストラ、ソロ、オーボエやイングリッシュホルンなどのダブルリード奏者様、趣味の方まで広くご検討ください。よろしくお願いいたします。