ビザンチン帝国（東ローマ帝国）　ソリダス金貨　ユスティニアヌス1世（AD 527-565）のNGC鑑定品です。グレードは非常に貴重なMS(未使用、未流通)であり、NGCの全鑑定数1,035枚のうち当コインよりハイグレードのものは5枚しかないと評価されています。径は22mm、重量は4.47 g　となります。Strike5/5、Surface2/5 の平均的な評価であり、ビザンチンのコインによくみられるwrincled（しわ有り）の付記がされています。6世紀中頃のビザンチン(東ローマ)帝国で発行されたソリダス金貨です。当時のソリダス金貨はほぼ純金で重量。品質も一定しており信用性の高い貨幣でした。ソリダス(Solidus)の「S」がドルマークの由来です。柔かい金を薄く打ち出しているため摩耗特に肖像などが磨耗しやすく、NGCで非鑑定対象（Details評価）になりスラブに入れてもらえないコインも多く、細部まで残されているものはそもそも希少です。表面には羽飾りのついた冠、左右の手に宝珠、さらに左手に騎図柄盾を装備したユスティニアヌス大帝が表され、裏面には右手にスタウログラム（ギリシア語Τ(タウ)とΡ(ロー)の組み合わせた十字架を意味：ルカの福音書）、左手に十字架がのっているスタッフ及び宝珠を持った天使が表されています。ユスティニアヌス大帝と言えば、世界遺産ハギア・ソフィア大聖堂の建立者で名将べリサリウスが仕えた皇帝という方がわかりやすいかもしれません。ローマ大法全の編纂指示もユスティニアヌスであり、ローマ人最後の覇者とも言えます。NGCの鑑定品ですが、偽造を防ぐため、番号部分は消してあります。NGCでの当コインの検索結果は画像5のとおりで、本物保証します。投資目的でのご購入も歓迎しますが、純金に近いコインであり、東ローマを最も領域を拡大させた源泉としての貨幣というロマンを感じていただけるコレクターの方にお勧めいたします。ゆうパックなど、追跡可能な方法で発送します。#金貨 #銀貨 #アンティーク #ユスティニアヌス#antique #coin #byzantine #Justinian #ビザンチン#NGC #PCGS #Eastern Roman