講師紹介伊藤 祐輔 (いとう ゆうすけ) 氏(株)シンプレクス・インスティテュート代表取締役数学の研究・教育者(12年)を経て、金融機関でトレーダーとして活躍 (12年) するという、教育および金融の実務経験を持ち合わせたユニークな経歴を持つ。 国内トップの進学校として名高い私立開成学園の教え子らは、現在各界で活躍中。 「教える」という技術が直接的に問われる予備校講師としても、多くの実績を残している。89年に教育界から金融界に転身し、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券 (現日興シティグループ証券) に入社後は、株式部長、株式デリバティブトレーダーとして最先端の金融業務に関わる。99年にインドスエズ・ダブリュ・アイ・カー証券に移りトレーディングデスクの再構築を行い、2000年に(株)シンプレクス・インスティテュート代表取締役に就任。オプション取引で効率よく収益を上げるためには、投資のリスクを理解することが欠です。デルタ・ガンマなどのリスクパラメータを用いてリスクを分解してみると、複雑に見えるオプションの値動きがより具体的に見えてきます。リスクパラメータを理解した上でオプション戦略を組めば、単にリスクを減らすことができるだけでなく、将来の損益を予測できるといった、いわゆるリスクコントロールが可能となります。今回は、リスクパラメータの説明からスタートし、相場の上下にかかわらず利益を追求する手法である「デルタヘッジ」や、さらには日経平均の変化に合わせて「デルタヘッジ」をし直していく手法である「ダイナミックヘッジ」についても説明する予定です。リスクパラメータについてしっかり理解したい方にも、オプション戦略を広く身につけたい方にも役立つお話をしたいと考えております。オプション市場で成功したいと思う方は、是非ご参加ください。