昭和38年、日本で最初に発行された少女雑誌講談社の「週刊少女フレンド」昭和42年第32号(８月８日号)表紙は当時人気絶頂だった日活の女優・松原智恵子と高見エミリー掲載マンガ細川知栄子「バラのゆくえは」(最終回)細野みち子「虹は遠くても」里中満智子「ナナとリリ」青池保子「ミニ・レディ」(新連載)ちばてつや「みそっかす」赤塚不二夫「ジャジャ子ちゃん」(２色刷り)飛鳥幸子「白いリーヌ」杉本啓子「空からこんにちは」今村ゆたか「アコはうでまくり」楳図かずお「赤んぼ少女」水木しげる「怪奇談　流れ星」絵物語細野みち子・一条明「まごころの花」カラーページごうかな賞品がいっぱい(ポータブルテレビ、ピアノ、タミーちゃん)２色刷りカラーページびっくり！魔女のひみつ(５ページ)読み物なぞの霊魂シリーズ「ゆうれいと話をした姉妹」看護婦物語「愛の血はかれず」速報「おそろしかった豪雨の３日間」夏休み全国プール案内夏休みスタイル作戦夏休み自由研究手芸教室「おしゃれ鏡と小物入れスツール」水濡れのあと乾かしたようで表紙と裏表紙はいたんでいます(写真１ご参照)元の持ち主がカラーページの「デラックス口絵絵はがき」「夏のおたよりシール」「夏休みのべんり計画表」を切り取っていますそれ以外のマンガ、読み物のページは殆ど影響ありませんこの時期の少女フレンドの看板作家たち細川知栄子、細野みち子、里中満智子、青池保子　ちばてつや、楳図かずお、今村ゆたかなどの作品が勢揃いし中堅作家として活躍していた飛鳥幸子、杉本啓子も力作を発表また「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な大家水木しげるの少女マンガが読めるのは貴重この時期の少女マンガはほとんどコミックス化されておらず「ナナとリリ」「虹は遠くても」「みそっかす」「赤んぼ少女」「白いリーヌ」はコミックス化されましたが古本は非常に高額で取引され読める機会は殆どなく貴重「虹は遠くても」「まごころの花」と細野みち子の作品が２作掲載され美しいバレエシーンが堪能できるのはファンには嬉しいきせかえ人形のタミーちゃんや魔法使いサリーのアサヒ靴のカラー広告も懐かしい昭和少女マンガのファンだけでなく楳図かずお、水木しげるなどのファンのかたもいかがですか