1980年日本製のモーリスWS-30E（オール合板）です。モーリスオリジナルのCP-2というコンタクトピックアップ付きのエレアコ仕様です。ボディーの形状に特徴があり、モーリスの前身HOTAKAのボディーを思わせる角張った形で、ドレッドノートより大きめになります。（写真10参照；S.ヤイリ製モーリスのドレッドノートと比較。右が当該機）ドレッドノートタイプより、奥行き感のある深い鳴りです。トップはスプルース合板、サイドとバックはローズウッド合板（写真5・8・9参照）です。状態は以下の通りです。① ボディートップは傷が目立ちます。（写真1参照） ボディーのサイドとバック、ネックについては経年と使用に伴う色焼けや小傷ありますが、40年前のギターということを考えれば傷は少ないと思います。（写真5・8・9参照）② ヘッドの突板に経年劣化による退色が診られます。（写真4参照）③ ペグはオリジナルですが、経年劣化によるクスミとサビが診られます。 サビ取り液に浸けて磨き、更にピカールで研磨、グリースを注入しています。（写真4参照）④ 弦高は12フレット上で、6弦：2.75mm，1弦：2.0mmです。（写真6・7参照） 弦高も低く、音のビビりや詰まりはありません。⑤ フレットの減りは少なく8〜9割以上残っています。⑥ ネックはやや順反り、トラスロッドは限界まで締めています。 従って、弾かない時は弦を緩めて使用していました。⑦ ピックアップは正常に出力します。　 生音は良く鳴っています。⑧ ナット幅は43㎜です。以上の様な状態ですので、神経質な方のご購入はお控えください。本体をエアーパッキン（プチプチ）で養生→汎用ソフトケース→エアーパッキン（プチプチ）→ダンボール（リサイクル）で梱包して、発送致します。