フェンダージャパン　最初期1982年製　JVシリアル　1952テレキャスター TL52-95です。ピックアップや電装系にUSAパーツを使用した、当時の上位モデルです。ネックデイトは、82年6月。ポットデイトは、81年。フェンダージャパンが82年4月にスタートしたことから、その直後の最初期の製造品であることがわかります。写真ではシリアルナンバーを紙で伏せていますが、JV＋4桁シリアルです。本体重量は、家庭用体重計で、3.6kg。色は、バタースコッチブロンドだと思います。状態はかなり美品。使用感は少なく、オリジナルフレットも私見ですが8割ほど残っています。トラスロッドも僅かに締めた程度で、ほぼフリーに近い、信じられない状態です。ピックアップや電気系統もフルオリジナル。ガリなども無く、ヴィンテージギターとしては驚くほど状態は良好です。このままノーメンテナンスでもライブやレコーディングで使用可能じゃないかと思います。傷も少なく塗装の艶もあり、41年間、ずっと大切に扱われてきたギターであることが感じられます。金属パーツのメッキも綺麗なままで、よくぞここまで綺麗な状態で残っていたなと感心します。わずかではありますが、ネックには光の角度によってトラ目が見え、カッコいいです。最初期の物で、ここまで状態の良いJVシリアルのギターは、まず探しても見つかることは無いと思います。ブリッジカバーと、当時の物と思える純正ソフトケースが付属しています。ケースには、経年変化による色焼けや匂いはあるものの使用感はほとんどなく、このケースだけでもプレミア物ですね。ピックガードのネジが7点止めとなっているのが、新品時からなのか、後で2点追加されたものなのかわかりません。取り付けに改造の跡が見えないので、最初から7点止めだった可能性もあります。あと、ヘッドにストリングガイドが追加されていた形跡がありますが、綺麗にネジ穴が埋められています。リアピックアップのポールピースには、若干錆が出ています。それ以外は、見たところ無改造の美品個体です。ここ数年、状態の良いJVシリアルのギターは高騰を続けています。安心して手元に置いておける状態の良い最初期のJVは、今後ますます手に入らなくなります。将来的な資産価値も十分です。ぜひご検討ください。